戸狩を体験する

お寺巡り

「雪国の小京都」を歩く

飯山市は文豪・島崎藤村が「雪国の小京都」と呼んだほど寺の多い町。
町を歩けば、その歴史と文化を感じることができます。
飯山駅からバスで30分の戸狩温泉には、初夏になると1万本のあじさいで彩られる古刹があります。

1万本ものあじさいが咲き誇る由緒あるお寺

戸狩温泉スキー場の麓に厳かに佇む「高源院(こうげんいん)」。600年以上の歴史を刻むこのお寺は、「あじさい寺」として知られています。6月下旬から7月中旬にかけては、約1万本の色とりどりのあじさいが咲き乱れ、その光景は圧巻です。また、本堂前には愛くるしい姿の「ぽっくり観音」と「ゆうゆう地蔵」が安置されており、これらの像には建立した住職の「苦しまずに元気に生きよう」という願いが込められています。
また、高源院は戸狩の文化と観光を担う寺院として、これまで地域に根ざした活動を行ってきました。第26世住職は仲間と共にスキー場を開発。戸狩温泉スキー場の祖として地域振興に貢献しました。現在は第29世住職が庫裡(くり)を開放して、お寺の民宿「高原荘」を営み、「信越トレイル」や「森林セラピー」の認定宿として親しまれています。

ご利益にあやかりながら飯山の街中を散策「七福神巡り」

飯山市の七福神巡りは、歴史と文化に触れながら福を授かることができる散策コースです。市街地にある7カ所のお寺には、商売繁盛、人望福徳、不老長寿、結婚安産、勤労勉学、勇気授福、愛敬富財の福をもたらす七福神がそれぞれ安置されています。七福神とは、恵比寿、大黒天、布袋、福禄寿、毘沙門天、弁財天、寿老人のことで、福徳の神として古くから信仰されています。これは性格の異なる神々を「七」の聖数に当てて組み合わせたもので、その成立は室町時代初期といわれています。近世以降、七福神は瑞祥の象徴として絵画や彫刻のモチーフとなり、身近な存在として人々に親しまれています。
七福神巡りは、飯山駅観光案内所か飯山市伝統産業会館で色紙を購入して、7カ所のお寺を巡るスタンプオリエンテーリング。全てのお寺を巡ってご朱印を集めれば、「いいやま七福神色紙」が完成します。七福神巡りのコースは、飯山駅観光案内所が発着地点。お寺は愛宕町雁木通り(通称・仏壇通り)周辺に集中し、冬季を除いて「寺巡り遊歩道」も利用できます。参拝の順序や決まりはなく、お寺から次のお寺まではそれほど離れていないので、徒歩でも巡りやすい距離。風情ある街並みを眺めながらゆっくり歩いても、所要1時間半から2時間くらいで参拝ができます。

おすすめ寺巡りコース

時間のある方には「寺巡りコース」がおすすめです。飯山の市街地に点在する20余りある寺社を4~5時間かけて巡ります。七福神巡りと同様に、飯山駅観光案内所か飯山市伝統産業会館で和紙スタンプ表を購入して、寺社を巡るとスタンプを集められます。好きなところを選んで、10カ所以上のスタンプを押して飯山駅観光案内所、伝統産業会館、寺巡りお休み処奥信濃のいずれかの場所に持っていくと、記念品の「極楽浄土ゆきのきっぷ」がもらえます。手軽に楽しみたい方には、飯山駅を発着地点に、真宗寺、西敬寺、正受庵、忠恩寺、称念寺、妙専寺の6寺と、仏壇通り、展示試作館、高橋まゆみ人形館を巡る約2時間の「まち歩きコース」もおすすめです。散策は午前9時〜午後4時で可能で、昼食やスイーツの食べ歩き、お土産探しをしながらのんびり街を巡るのも楽しいです。

「寺の町」ならではの体験ができるお寺

飯山市には、「寺の町」ならではの体験ができるお寺があります。例えば、座禅体験や写経体験、精進料理を作る体験などです。また、飯山の歴史や文化についての説明を聞きながら寺社を巡りたいという方には、ガイドツアーがおすすめです。1エリアから飯山市内全体のコーディネートまで、「飯山ふるさと案内人」が郷土の魅力を語りながら案内してくれます。

体験ができるお寺
・西敬寺 精進料理(要予約)
・正受庵 座禅体験
・慶宗寺 ガラスペンで写経体験、数珠作り体験
・常福寺 座禅体験
・大聖寺 座禅体験、写経体験、写仏体験

観光ガイドの問い合わせ・申し込みは、飯山駅観光案内所まで。

飯山・戸狩での寺巡りは、歴史や文化に触れながら寺の町の風情を味わえる体験です。由緒ある寺社を参拝すれば、あなたに福が訪れるかもしれません。

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